ヤーン・アドベントカレンダーのご紹介(2024-2)

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【今年の糸は】

今年はショールやウェアを編むのに最適な「防縮メリノ(シングル)」をお届けします。

ショップでもお馴染みの糸で、多本撚りよりもフワッとして柔らかく、より空気を含むため温かい編み地になります。

<スペック>
スーパーウォッシュメリノウール 100%  ノンミュールジングウール
WPI:18-24
ゲージ:24sts. 3.25mm〜3.75mm

今回は「ノンミュールジングウール」を採用しています。
ウール用の羊は寄生虫などを防ぐため、一部の皮膚を切り取るミュールジングを行なっています。これが羊の体に負担を強いるというので、禁止している国もあるそうです。このたび使用しているウールは、ミュールジングを行わず、自然に飼育された羊の毛を用いています。

↓無染色の糸 

ただ置いてみても少しねじれて、撚りがかかっているのがわかります。編む時は気になりません。

 

↓ショールの編み地

糸の状態だと太さが一定ではないように見えますが、編むときテンションをかけると太さが揃い、編み地になるとまたふわりとします。ブロッキングをするときれいに揃います。立体的で少し光沢のある編み地になります。

特徴はやはりその温かさでしょう。空気を含んで軽く、個人的にいちばん好きな糸で、編んだショールの中では活躍度No.1です。

 

以上、今年のベース糸のご紹介でした。巻物にウェアに、ぜひご活用いただければと思います。

 

・第1回:ヤーン・アドベントカレンダーとは?

・第2回:これまでのテーマとカラーをご紹介します

・第3回:今年使用する糸の説明です

第4回:グッズについて

第5回:そのほかのこと